果物が沢山入っているというイメージの果汁100%フルーツジュース。
実は、この果汁100%フルーツジュースも、よく見ると、作り方の工程に違いがあり、あなたが想像しているような果汁100%のジュースではない場合があります。
ストレートや濃縮還元という言葉も、意味までは、よく知らないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな果汁100%の定義や、ストレートのフルーツジュースと濃縮還元のフルーツジュースの違いやパッケージを見れば分かる見分け方についてもご紹介します。
果汁100%とは?
果汁100%と、その名の通り、果物の果汁を100%使ったジュースというイメージを持つ人が多いですよね?
確かに果汁100%とは、果物の汁を100%使ったジュースです。
ですが、実は、正確に言うと、表記できる範囲内での許容があり、かならずしも果汁100%ではなく、添加物が入っているジュースの場合もあります。
次の項で、その違いを詳しく見ていきましょう。
ストレートジュースと濃縮還元ジュースの違い
同じ100%フルーツジュースでも、ストレートジュースと濃縮還元では違いがあります。
味に敏感な方ではない限り、はっきりは分からないという場合もあるかと思いますが、要は、ストレートジュースと濃縮還元では、製法に違いがあり、定義が違うのでそのように分けられています。
ストレートジュースとは・・・果物から絞った果汁を殺菌加工し、シンプルな工程のまま消費者の元に届くジュース
一方濃縮還元はこのような工程で製造されます。
・濃縮還元ジュースとは、果物から絞った果汁を真空、加熱、凍結などの方法を使いピューレ状にギュッと濃縮し、それに再び水分を加えて、ジュース状に100%の状態でもとのように還元したもの
※還元時に当分や風味として添加物が加わる場合もあります。
私達が、飲むときは、そこまで意識していないので、違いに傷口人は少ないと思いますが、同じ100%ジュースを作るにしても、全然工程が違いますね。
砂糖とか入るのに、100%の果物ジュースって言っていいのか??
実は加糖5%までなら100%フルーツジュースって言ってもいいんだよ。
だから、100%フルーツジュースと思って買っても、添加物0とは限らないこともあるよ。
果汁100%ジュースはパッケージを見れば分かる!
あなたは、果汁100%ジュースの違いをジュースのパッケージ(表の写真)を見ただけで分かりますか?
簡単な見分け方は、果汁100%のジュースにだけ許される果物の写真の使い方があります。
それは、果実の断面図を見せていいのは、果汁100%のジュースだけなんです。
よーく見ると違いに気づけるのですが、何気なくお店に並んで知るそのフルーツジュース。
フルーツジュースのパッケージを見ると、例えば、りんごやオレンジ、メロンがまるごと掲載されているものありますよね?
それらは、基本的に果汁100%のジュースではありません。
https://twitter.com/rainrain888888/status/1567071428218068992
上記のようなものは、メロン味と名乗っていいけれど、果汁100%ではないので、果物の断面図をパッケージに載せてはいけないのです。
逆に、カットされたりんご、オレンジ、メロンなど果物の断面図がパッケージに掲載されているものは、100%果汁のジュースなんですよ。
ただし、ストレートでも濃縮還元でも許容範囲内であれば、ここに入ってきますので、よく見ましょう。
https://twitter.com/xtedz77/status/1567064920663142400
ただ、いくら100%果汁のフルーツジュースといっても、よく見ないと、1種類の果物だけの果汁100%ジュースではない場合があります。
例えばですが、りんご50%、オレンジ30%、メロン15%、添加物5%というような場合でも、ジュースの作り方によっては、ミックスジュースとしては成り立つようです。
誤解しやすいので、消費者もよく見て買いたいですね。