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【統一教会】合同結婚式とは?費用や参加条件は現在は変化あり?

永らく密かに続いてきた旧統一教会のメインイベントとも言える合同結婚式。

昔は、旧統一教会のトップが決めるカップリングで、年齢も国籍もバラバラの人同士が結婚相手に選ばれることもしばしばで、結婚式当日に初めて顔を合わせることも珍しくなかったそうです。

そんな合同結婚式の現在は、昔と変わらないのでしょうか?

気になる合同結婚式の費用の詳細や合同結婚式への参加条件、結婚相手の組み合わせ方法などを調査してみました。

【旧統一教会】合同結婚式とは何?

旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合で行われている合同結婚式とは、一体何でしょうか?

合同結婚式とは、その名の通り、同時に何千人、何万人のカップルが同じ会場同じ時間で結婚式を行うのですが、これはただのイベントやギネス記録の挑戦なんかではありません。

統一教会の中での最も大事で尊い宗教儀式として、神様の前で愛を誓うという形をとったスタイルだそうです。

結婚するのは、祝福を受けるという捉え方のようです。

また、この合同結婚式に関しては、結婚式を迎える前に決まり事も多く、所定の教会での研修を受けないと行けないこと、婚前交渉の禁止など、成約があるようです。

統一教会の本部は韓国にありますが、信者は世界中にいて、各国から集められた結婚希望者のプロフィールリストを元に、創始者が結婚相手を決めていたというのですから、いかに信者が教祖を信じ切って信頼しているかも読み取れますね。

合同結婚式にかかる参加費用は?

まず、合同結婚式と聞いて、私が思ったのは、費用的には、合同で行うのだから、

「親族や友人など、普通に参列者を沢山呼んで行う個人での結婚式よりも安いのかな?」という安易な考えでした。

ですが実際には、合同結婚式にはこれくらいの費用がかかるようです。

・一人あたり140万円

・カップル参加であれば、280万円

いずれにしろ、最低でも一人、140万円は必要ということのようですね。

その他にお礼金という名目の献金もあるそうなので、結局一組の夫婦が結婚式をあげるのに、280万円は必須の値段ということです。

一般的なカップルが結婚式をあげるのにも、280万円くらいの予算であれば、ご祝儀ありきではありますが、ざっくり50~60人位のゲストを呼べる規模ですので、それを高いと思うかどうかは、自分次第でしょうね。

合同結婚式の参加条件は?

合同結婚式には、参加条件があります。

一番大きな参加条件は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への入会です

ちなみに、合同結婚式という言葉のほうが浸透していますが、世界平和統一家庭連合の中ではこの合同結婚式を祝福結婚式と呼ぶよ。

その他には、この様な条件があります。

・もし、希望者が未婚の場合、19歳以上であること

決められた研修を受けること

・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入会して、6ヶ月以上経過していること

最低限の合同結婚式の条件は、このくらいのようです。

意外かもしれませんが、こんな場合も合同結婚式に参加可能です。

・代々他の宗教が受け継がれる家の生まれでも、世界平和統一家庭連合の理念を理解し同意すれば良い(手続き上入会は必要)

すでに結婚している夫婦の参加も大丈夫(※この場合、既成祝福という)

すでに結婚している夫婦の場合は、そのカップルが家庭連合の理念に基づき再出発するという決意の結婚式といったニュアンスのようです。

この場合の条件や年齢制限は少し違う場合もあるとのことで、教会への確認が必要だそうです。

合同結婚式の現在は昔と変化あり

1992年に元女優の桜田淳子さんが合同結婚式に参加すると公表して一時騒ぎになったのは、2022年7月に起こった安倍総理の襲撃事件依頼、今やご存知の方が多いと思います。

当時から何千人もの人が、同時にウエディングドレスやタキシードを着て、カップルとなり結婚式をあげる姿は、初めて見る人には、ちょっと衝撃的だったかもしれませんね。

でも、あの合同結婚式、一体どんな経由で、どんな条件で参加出来るのか知っていますか?

桜田淳子さんが参加した当時の旧統一協会の合同結婚式のシステムは、家庭連合の創始者である文鮮明さんが、信者のプロフィールを見ながら、互いを補うと言う形を念頭に、結婚する相手を決めるというスタイルだったようです。

ですが、文鮮明さんんが亡くなってからは、そのカップリングシステムにも変化があったようです。

「かつては創設者の文鮮明氏が選んでいましたが、2012年に他界したことで、このシステムが導入されました。親や本人が身長、体重、学歴、職歴、趣味、年収などをサイトに登録し、それにマッチした相手が仲介人を介して選ばれます。写真はバストアップと全身の2枚。この〝書類審査〟が通れば、今度はスカイプで当人同士が会話を交わすのです」

引用元:excite

現在では、マッチングサイトに登録して、その後仲人的な仲介人の人たちが、マッチングサポーターとして決結婚相手を決めるお手伝いをしているようです。

家庭連合Q&A引用元:世界平和統一家庭連合

桜田淳子さんが合同結婚式に参加した当時は、今のようにインターネットが普及していた時代ではありませんでしたから、結婚式当日にお互いの顔を初めて見ることも結構あったそうです。

現在のカップリングの方法は、意外とデジタル化して、昔と比べると少し自由度が高くなったのかもしれませんね。

また、このマッチングサービスによって紹介された相手が気に入らなかった場合は、断ってもよいそうです。

家庭連合協会の文言にもありますが、「結婚したあとに支障をきたすことが無いように交流を深めた上で、相手を伴侶にする気持ちが固まってから祝福結婚にのぞんでください。

とのことで、一度決められた相手と結婚しなければいけないというシステムではないようです。

以前からこの様なシステムだったのか詳細は不明ですが、時代の流れにあわせて変化しつつあるのかもしれませんね。

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