こんにちは!元美容師、flyhighです^^
あなたは無言美容室って聞いたことありますか?
美容師が無言で接客するという一風変わった接客法の美容室なんですが、まだまだ絶対数が少ないので、「それ良さそう!」と思いつつ、行くのに不安があるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回はそんなあなたの心理的負担がクリアになりますように、元美容師のflyhighが無言で接客する無言美容室のスタイルについて、美容師目線の本音を語ってみたいと思います。
もちろん無言美容室ってそもそもどんな所?についてもご紹介していきますね^^
美容室に行こうと思うだけで緊張しちゃうよ><美容師さんと話すのが苦痛、解決法ないの??なんだかしんどいよ。。。という人も、無言美容室が近くになくても美容師と喋らずに済む方法を伝授しますので、参考になるのではと思います^^
flyhighがズバッと解決法をご提案します!
無言美容室ってそもそもどんな所?
美容室に行く時、”美容師さんにどう思われているのか、喋らなくちゃいけないのか?無言でもいいのか?”
なーんて、そんな事を考え出すと、本当は髪でも切ってカラーやパーマしたりして気分転換したいのに、
「あーもう、面倒くさいな。。。やっぱ今日は行くのやめとこうかな。本当はせっかくだから、仕事や子育てのこと忘れてたまにはゆっくりしたいんだけどな。。。」
と、美容室に行くのをためらったことがあるという人はいませんか?
「あんた美容師やってたんじゃなかったんかーい!」なんて声が聞こえてきそうですが、正直私はそう思ったことがあります^^;
私も元美容師ですが、それ故にといいますか、何ていうか自分が美容室にお客様として行くとなると、自分が元美容師だったことを切ってもらう美容師さんに悟られたくないという変な気持ちがあります。
美容師さんに変なプレッシャーを与えたくないというか、自分が切ってもらう美容師さんの事を鏡越しに見ただけで、技術をチェックしてるみたいに思われたくないというか。。。妙な緊張感があるわけなんですね^^;
そんな訳で、出来るだけ必要な事以外は話したくないという気持ちがあります。
ですので、沢山の方が理由は違うにせよ、美容室に行くことによって、そのようなモヤモヤがあるのでは?と思うわけです。
人気の秘密は会話あり・なしを選べること!
そんな中、彗星のごとく現れたのが、この無言美容室なんですね!
こちらは、そんな無言美容室の1つである、hair-works-credoさんですが、すごくいいアイデアじゃないですか?^^
hair-works-credoさんのホームページ自体はオシャレでシンプルな作りだったので、無言美容室だとは、分からなかったのですが、こちらの皆さんご存知有名な予約サイト、ホットペッパービューティーのhair-works-credoさんのページでは、このように紹介文があります^^
私なら迷わずポチッと予約しちゃいます^^
hair-works-credoさんでは、こんな風にお客様ファーストで接客をされているのですね!
こちらの美容室では上記のtwitterリンク画像のように予約の時、すでに、会話ありと会話なしを選べるようになっています。
「会話ありでは美容師さんが話すのが大変だから、同じ料金なら技術は適当なんじゃないかしら?」
なんて不安に思う方もいらしゃるかもしれませんが、元美容師の私の意見ですが、そんなことは絶対ないので!安心して下さいね^^
あくまでも美容師さんというのは、自分が切ったりカラーしたり施術をさせていただいている間、出来ればお客様にリラックスして居心地良くいてもらいたいと思っていますよ^^
コロナがなかなか収まらない中、しゃべること自体に抵抗があって美容室に行きたいのになんだか怖いなみたいな方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、おしゃべりが苦手という方のみならず、こちらの会話あり・なしを選べる無言美容室、時代にフィットしたサービスですね^^
【無言美容室】美容師目線の本音を語る
さて、ここからは、元美容師のひとりの意見として参考になればと思い、この無言美容室について、美容師目線でのみなさんが思うだろう疑問についてお話していきますね^^
なんとなく、美容室に言ったら美容師さんとお話しなくちゃいけないと思っていませんか?
で、「もーいいや、今日はだんまりきめよう!」
そう思っても、もし喋らなかったら喋らなかったで、”無愛想に思われるんじゃないか?”そんなジレンマに悩んだことはありませんか?
「近くに無言美容室があったらいいのに。。。でも、近くにはないんだよな。。。」
そんなあなた!あなたも、美容師も嬉しい、まさにwin-winな解決法があります!
喋らなくても無愛想と思われない解決法はこれ!
美容師さんと喋るのが苦手、億劫だな。。そんな時は色々悩まず、シンプルに美容師さんにこんな風に言うといいです!
・「私、しゃべるのが苦手なのでそっとしておいてもらえると嬉しいです。」
・「今日は美容室で思いっきり羽伸ばしたいので、髪の事以外はお話しなくてもいいですか?^^」
・「読みたい雑誌があるので、カット中、集中したいです。」
・「今日疲れてて眠いんで、だまっていてもいいですか?」
・「緊張してるんで無口ですが、全く怒ってないんで静かに見守ってもらえるとありがたいです。」
「え?普通じゃん。」とがっかりしましたか?^^
でも、私が美容師をしていた頃、こんな風に言われたことは、一度もありません。
つまり、美容師さんと話すのが苦手という方は、話すのは苦手だけど、皆さん美容師さんに何と言ったらいいのか分からず、我慢しているんじゃないでしょうか?
違いますか?
無言でいたい、話したくない理由は色々あると思いますが、こんな風に素直な意見を言っていいんです!!
こんな風にダイレクトに言うのが気が引けるという人は、例えば、一番最後のセリフだとどうですか?^^
「緊張しているんで無口ですが。。。静かに見守って下さい」みたいなことを言われたら、よほど察するのが下手な美容師じゃない限りあなたのことを思いやり、行動で優しさと思いやりを示し、声掛けは必要最低限にしてくれるはずです。
私ならむしろ、「そんな中来て頂いてありがとうございます。どうぞどうぞ、お好きにどうぞ^^」という気持ちです。
なので、そんな感じなら近くに無言美容室がなくても、話すのが苦痛な時、美容師さんに言えそうな気がしてきませんか?^^
とはいえ、これでもなんか愛想がないとか思われそうで言いにくいなという方もいらっしゃるかもしれませんね。
では、こんな言い方はいかがですか?
今ならではの言い回しだと、「コロナ感染が怖いのですが、今日は思い切って来ました。リスクを減らしたいのでカウンセリング意外は無口でも構いませんか?」とか^^
これだとだいぶソフトですよね^^、ようは、言いにくいというのを解消するためには、その方の心的負担を減らす言い回しが出来れば言いやすいと思うんです。
こんな風に言われて不快に思う美容師はいないはずですし、逆に、お客様が何も言わず、無理に会話に付き合ってビクビクしながら緊張モードでいることのほうが悲しいです。
カウンセリングの時、最低限の髪についての話は必要ですが、それ以外の事を極力話したくなければ、事前に一言でいいので、先程のようなセリフを言っておくといいですね^^
近くに無言美容室はないけど、美容師さんと話すのが苦手という方も、ぜひ、紹介したセリフを参考に素直な気持ちを伝えてみて下さいね!
結果誰も傷つきませんし、言ってみるとあなた自身もその後すっきりして、安心して心地よく過ごせるはずです^^
ちなみに、元美容師の私の意見ですが、私なら、上のどのセリフを言われても、一切嫌な気持ちにはなりませんし、むしろそんな風に事前に言って頂けてありがたい!と思います^^
それを聞かせて頂けることで美容師側も、このお客様はおしゃべりしないほうが心地いいんだな、「私の接客やカットが気に入らなくて喋らないんじゃないかな?」なんて変な気を揉む必要もなくりますからね^^
美容師が喋る理由
確かに、私も美容室でお客様として行く場合そっとしておいてほしい派なので、喋るのが苦痛なあなたの気持ちもめちゃくちゃ理解出来ます。
でも、私自身美容師を経験しているので、美容師はお客様を楽しませなければいけない!という、一種のアーティストであり、エンターテイナーだ!的な教育を受けてきましたし、会話も含めサービスの1つとして提供してきました。
なぜ、このような流れがあるのか?
美容師が喋るのには理由があります!
私が経験して思うのは、美容師はただ、やみくもにあなたとおしゃべりをしているのではなく、ヒアリングをしているのです。
例えばお客様としては、何の仕事をしているとか話したくない時もありますよね!
でも美容師としては、例えば事務職の方だと分かれば、
「この方は事務職で恐らく下を向いてパソコンや書類を整理したりするだろうから、髪を結ぶのであれば、今日カットするとしても、顔周りが落ちてこないようにフェイスラインを長めに残して切っておいた方が心地いいよね!」
と発想を転換するわけです。
女性なら、例えば子供がいるかなんてセンシティブな事ですので、「なんでこんな所で言わなきゃいけないの!!٩(๑`^´๑)۶」とか思いますよね!
でも、もし、お子様がいらしゃると分かれば、「この方はまだお子様が小さくてお風呂上がり乾かす時間もあまりないだろうから、ショートを提案してみようかな?」とか、
「朝のスタイリングが楽なように乾かすだけで、内側にゆるくワンカール入るパーマがいいかも!」とかヘアプランを組み立てるヒントにしているんです。
ただ、根掘り葉掘り、興味本位での質問やおしゃべりではないのです。
そして、中にはコミニケーションをとって仲良くなっていく中で初めて、お客様が悩んでいる髪のこと(例えば人に話しにくい、抜け毛が気になるとか、この部分のクセがひどくて困っているとか、)を話してくださることがあります。
美容師からすれば、髪を扱うのは日常なので、いい意味でそこに感情がないというか、それを髪の状態として捉えますし、そこに対して冷静にその状況を解決すべくお客様の悩み改善に向けて提案し、ヘアプランをたてるので、
「わー、あの人抜け毛多くない?」とか「〇〇さん白髪多すぎよね」みたいなことは全然思いません。
ですが、話す方、つまり悩んでいる本人は違いますよね!
美容室はそれを解決する場所とはいえ、美容師さんにでさえ、それを開示するのは(話すのは)勇気のいることです。
見かけでどうこう言うのはあれですが、想像して下さい。
相手がもしイケメン美容師さんだったら、、、たとえ同性だったとしても自分よりきれいでオシャレな美人の美容師さんだったら、、、なんとなく自分の欠点を見られるようで、出来るだけ隠しておきたいですよね!
私はそうです。
なので、美容師としては、出来るだけお客様とコミニケーションをとり、リラックスして、髪の悩んでいることを話して頂けると、一緒に解決出来るプランを考えることが出来るのでありがたい!ということでのおしゃべりなのです。
その他の美容師が話す理由としては、初めてご来店された方は特に緊張されているだろうなということで、緊張をといて頂けるように場の空気を和ませなくては!と思っていたりもします。
美容師は美容師でお客様に少しでも心地よくいて頂こうと必死なわけです^^;
今まで美容師さんがおしゃべりで疲れる~~~と思っていた人もあれは、あなたをリラックスさせようとしたり、あなたの髪をきれいにする為だったんだと思うと少し許せてきますか?(笑)^^;
今まで疲れさせてしまったお客様だった方、もしこれを読んでいらっしゃったらすみません。
時間を超えて謝らせて下さい。m(_ _)m
でも、こんな理由だったのかと少しでもご理解頂けたら救われます^^;
無言美容室での注意点
そんな美容師にもお客様にもメリットがある無言美容室ですが、元美容師の私が思う注意点を1つお話させて下さいね^^
無言美容室なので、施術中は基本的に無言でかまわないですし、ご自分が心地いいようにして頂いていいと思っています。
ですが、最低限、なりたいイメージや髪の悩み等、後々を無言で過ごすからこそ、
カウンセリングの時だけは、おしゃべりとしてではなく、自分のヘアスタイルのリクエストとして伝えた方がいいです^^
後で会話しないからこそ、ここをしっかり伝えておくだけで、必要事項を伝えなかったが故に行き違いになってしまい、「こんなはずじゃなかった~~~!!!」みたいは事態がさけられます。
無言美容室を探してみる↓
ホットペッパービューティーそんな理想の髪型になれる美容師さんへのオーダー方法はこちらで紹介していますので、「何て言ったらいいか口下手でわかんないよー」という人は参考にしてみてください^^
倉科カナさんを例として上げていますが、他の髪型、もちろん男性でも共通して使えるオーダーテクニックです♪
広瀬すずさんのウルフカットにしたい方はこちらを参考にしてくださいね^^
まとめ
今回は今人気の無言美容室について、元美容師の私flyhighが思う経験も交えお話してみました。
多様化が進むこの時代、色んなスタイルの美容室があっていいと思いますし、私はこのサービススタイルがあることで、お客様が喋らなくちゃいけないと気負いすることなく美容室に来て頂きやすくなるのなら、すごくいいと思います^^
あくまで私の意見ではありましたが、元美容師としての美容師目線での本音参考になりましたでしょうか?
あなたが思っている以上に美容師はあなたの髪の事を真剣に考えていますし、逆にあなたが思うほど、「ゆっくりしたいから、そっとしておいてください。」と言われて嫌な気持ちになることもありません^^
ですので、もし、お喋りなしのスタイルが良ければ、今日ご提案したセリフを伝えてみて下さいね^^
今回の記事であなたが、次回リラックスして美容室という空間を楽しめる助けになりましたら嬉しいです^^
いつも心にワクワクを♡