2022年7月19日にプロフィギュアスケーターの羽生結弦選手が決意表明として、記者会見を開くことが決まりました。
内容については、進退についてと報道されているだけで、詳細は今のところ明かされていません。
早くも人気の羽生結弦選手だけに、世間では、引退発表なのか?はたまた結婚?
それとも現役継続なの?と、さまざまな憶測が飛び交っています。
筆者独自の見解では、引退するのでは?と予想しています。
決意表明の記者会見の内容について、過去の発言やデータから、引退や継続の可能性を調査してみました。
羽生結弦さんが引退する理由
羽生結弦さんの決意表明とだけ題された多くのニュースに、多くの人が一瞬
「え?羽生結弦さん引退するの?」
と思ったかもしれませんね。
現時点で、会見については、今後の進退についてとだけ発表されているので、引退とも現役継続とも、どちらも取れる感じです。
ただ、北京オリンピック後の発言を振り返ってみると、
・「これからも、羽生結弦として、大好きなフィギュアスケートを大切にしながら極めていけたらいいな」
・「今後についてアイスショーか競技かフィールドは問わない」
・「羽生結弦のスケート好きだなとおもってもらえる演技を続けたい」
このような含みを持たせた発言をしていたことから、決意表明の記者会見内容は、引退という見方が強いと思います。
年齢的にも、フィギュアスケート選手の現役でいられる絶好調な時期は、体の負担を鑑みると、10代の時がピークともいわれています。
羽生結弦選手の現在の年齢27歳というのは、現役の選手としての競技人生を引退すると考えても、なんら不思議ではないのです。
また、2022年、2月10日に行われたフリープログラムでは、「報われない努力だったかもしれない」と心の吐露を漏らしており、常に注目を集めてきた羽生結弦選手だけに、毎回結果をもとめられる重圧と、自分の中にある目標や夢に対するノルマは、はかりしれないものだったでしょう。
ナルシスト的な一面があり、勝ち気でかっこいい発言が度々注目されてきた羽生結弦さんですが、肉体の限界を感じた瞬間だったのかもしれませんね。
また、以前放送された地方テレビの中で、未来について想像し自身の7年後について語る場面があり、当時から7年後にあたる2022年は、羽生結弦さんの予定では、
「プロスケーターとして支援活動」している計画です。
「当時、神戸公演が関西ローカルでテレビ放送されて、特別企画で出演者の座談会があったんです。そこで自分の7年後について未来予想をしているんですが、それがちょうど’22年にあたるんですよ」
当該の映像を確認すると、羽生は7年後の’22年について次のようにボードに書き込んでいた。
《プロスケーターとして支援活動。スケーターへの手伝い。》
引用元:女性自身
つまり、羽生結弦さん自身は引退して、他のスケーターを見守るということになりますね。
「若くしてプロになりたいし、結婚も25~26歳でしたい。」といった当時の発言にも、引退の構想がすでに自分の中に出来ていたからではないでしょうか。
これらのことから、羽生結弦選手が引退する理由は十分あるといっていいでしょう。
羽生結弦さんの現役継続の可能性は?
羽生結弦さんが引退してもおかしくない理由は十分揃っていますが、現役継続の可能性も
正直捨てきれないと言えます。
というのも、羽生結弦選手は、以前からかつて誰もなし得なかった4回転半のジャンプに挑戦し続けており、北京オリンピックでも、チャレンジしました。
国際スケート連盟に公式に4回転半アクセルとしては、認識されましたが、ジャンプは失敗に終わり、羽生結弦選手自身の納得の行く結果ではありませんでした。
10日のフリープログラムでは、前人未到の4回転アクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦。ISU(国際スケート連盟)公認大会として初めて4回転アクセルの認定を受けたものの、ジャンプは失敗に終わった。最終順位も4位となり、表彰台入りを逃した。
引用元:jcast ニュース
その後、心とカラダの限界を感じつつ葛藤はあったものの、「絶対に4回転半を飛びたい!」と周囲の関係者に言っていることから、もしかしたら、次の2026年のミラノオリンピックまで現役続行を目指すという決意表明なのかもしれません。
ただ、そうなると、引退発表をしない限り普通は、現役続行だろうなと思うはずですので、わざわざ決意表明する必要があるのか?と疑問点も残りますね。
ファンとしては、もちろん現役続行なら嬉しいニュースとなりますので、期待して待ちたいですね。
羽生結弦さんが結婚する可能性は?
前述しましたが、羽生結弦さんは、未来予想として、25~26歳で結婚したいと言っていました。
単純に年齢だけ見ると現在27歳の羽生結弦さんは、自身の計画から遅れを取っているという計算になります。
もちろんお相手の都合や羽生さん自身のスケート選手としての意地や夢もあるでしょうから、計画通りにいかないのが恒です。
ですが、25~26歳で結婚したいという想いが今も同じであれば、次のオリンピックを目指すとなれば、年齢的にも他の若い選手に比べてさらに不利になり、今まで以上の努力も必要です。
次回が最後になるかもしれないオリンピックなら、恋愛している時間もないかもしれません。
4年後は、羽生結弦さんも31歳となりますので、プライベートを重視するのか、選手人生をとるのか?
そんな重大な決断をしているのかもしれませんね。
となると、結婚を真剣に考えているのなら、海外を飛び回る不安定な選手生活よりも、国内に礎を置いたパフォーマーとしての、プロスケーターやアイスショー出演や企画、監督や新たな選手の指導、テレビ出演などにシフトしたほうがいいタイミングと考えるのが自然でしょう。
4年後って早い様で、やっぱり遠い未来ですので、途中下車するのは大変ですからね。
決断するなら今!といったところではないでしょうか。
その点からも、すぐではなくても、結婚の可能性があるとすれば現役続行という形はとらないでしょう。
いずれにしろ、羽生結弦さんが下す決断を応援したいですね!